【最短合格!】1級土木完全合格ガイド!実践的勉強方法を紹介!
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この記事では、「資格試験の概要」から「1級土木施工管理技士試験の勉強法」まで、合格するために必要な情報を全て解説しています。
本記事を読むことで、以下の事が分かります。
- 多忙でも合格できる勉強方法
- 効率的に勉強するためのポイント
- 第一次、第二次検定の最適な勉強方法
1級土木施工管理技士の資格を取得すると、会社での評価や収入アップが期待できます。
この記事に書いてあることを実践することで、誰でも合格を目指すことができます。
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1級土木完全合格ガイド
この記事のポイントと勉強方法を落とし込んだ「1級土木完全合格ガイド」を紹介します。
全体の流れを一度確認し、詳細な内容が知りたい場合は、次からの章を確認してください。
完全合格ガイド 10STEP
1級土木施工管理技士試験に向けて勉強を開始します。
「独学」もしくは「通信講座」で勉強するかを決定します。
自分の勉強スタイルにあった方法を選んで勉強を開始しましょう。
・毎日コツコツ継続して勉強するなら⇒独学
・効率良く最短で合格を目指すなら⇒通信講座
通信講座は、商品によって申込期間があります。後から申し込みが出来ない場合があるので注意が必要です。
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もし通信講座を選ぶなら「SAT」が一番おすすめです。
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まずは第一次検定に絞って対策をします。
基本的には、ひたすらに過去問を解くことが最適な勉強方法です。
第一次検定の問題の大半は、過去に出題された問題で構成されていることが理由です。
最低でも7年度分の過去問を解いて、合格点が取れるようになるまで反復勉強しましょう。
ワンポイント効率を上げるために、科目の優先順位をつけて勉強をしましょう。
最優先で勉強する科目は、問題Bの「共通工学」「施工管理法」です。
必須問題で得点が取りやすく、得意不得意が出にくい科目であることが理由です。
これらの対策方法については、本記事の詳細をご確認ください。
1級土木の過去問をまとめた記事はこちら
>>1級土木過去問ダウンロード
これまでに勉強してきた知識を発揮して第一次検定を受験します。
試験時間の途中で解き終わったとしても、必ず最後まで退出はしないこと。
途中退出してしまうと、試験問題を回収されてしまい、自己採点ができなくなります。
数日後に、全国建設研修センター様より解答速報が公開されます。
持ち帰った問題用紙を持って合格できているか自己採点で確認しましょう。
試験当日のおすすめの過ごし方の記事はこちら
>>土木施工管理技士試験の当日の過ごし方
第一次検定の合格発表は8月中旬ですが、第二次検定の対策は事前に進めましょう。
第一次検定の合格発表から第二次検定の試験日まで2ヶ月ありません。
合格発表を待っていると、勉強期間が確保できなくなるので注意しましょう。
この隙間期間に、経験記述論文を準備する事をおすすめします。
仕事が忙しく、自作するのが難しい人は『作成代行』を利用しましょう!
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合格発表日になると、全国建設研修センターにて合格番号が公開されます。
>>全国建設研修センター
見事合格していれば、第二次検定に関する案内のハガキが届きます。
記載内容に従って、受験の申し込み準備をしましょう。
本格的に第二次検定の対策を進めましょう。
やるべき対策としては
・経験記述論文の暗記
・過去問題での反復勉強
になります。
第二次検定は、手を動かして暗記する事が一番の対策になります。
覚えやすいにポイントをノートにまとめたり、ひたすら書いて覚えたりと、自分に合った勉強方法を見つけましょう。
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ぜひ受験される方は、一度確認してみてください!
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これまでに暗記してきた論文や知識を発揮して第一次検定を受験します。
記述するのに時間はかかりますが、経験記述論文を真っ先に書き切りましょう。
配点も高いとされており、必須の問題です。
後回しにして、ド忘れしてしまう…という最悪の事態を避けるためにも、一番に書き切りましょう。
第一次検定同様、全国建設研修センターにて合格番号が公開されます。
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合格していた場合、合格通知書が届きます。
合格証明書が必要な場合は、ハガキに申込方法が記載されているので、手続きを行いましょう。
このステップを全てクリアすることで、「1級土木施工管理技士」になることができます。
スケジュールを決めて、勉強を始めよう!
合格めざしてがんばれ~!!
STEP1|資格について知る
1級土木施工管理技士試験を受験する上で、資格について理解することは重要です。
改めて資格について詳しく見ていきましょう。
ちゃんと理解してるよって人は
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土木施工管理技士試験とは?
「土木施工管理技士試験」は、土木工事における施工技術の向上を図ることを目的として、一般財団法人 全国建設研修センターが実施している検定試験です。
試験の特徴
試験には「1級」と「2級」の階級があり、それぞれ合格することで「1級土木施工管理技士」「2級土木施工管理技士」を称する事ができます。
また、土木施工管理技士試験は、「第一次検定(旧学科試験)」と「第二次検定(旧実地試験)」の2つの検定に分けて実施されます。
資格を取得するためには、この両方の検定に合格しなければなりません。
- 試験には「1級」「2級」の階級がある
- 第一次検定と第二次検定の両方に合格することで資格を取得できる
試験の時期
1級土木施工管理技士試験の試験日は、例年同じ時期に開催されております。
- 申込期間:3月~4月初旬
- 第一次検定:7月初旬
- 第二次検定:10月初旬
申込期間が短いのが落とし穴!
忘れずに申込しようね!
試験の時間
1級土木施工管理技士試験の試験時間を紹介します。
1級土木施工管理技士試験の第一次検定は、出題科目が広いため「問題A」と「問題B」に分けて試験が行われます。
- 第一次検定 問題A:2時間30分
- 第一次検定 問題B:2時間
- 第二次検定:2時間45分
問題Aは午前に、問題Bは午後に試験が行われます。
試験の出題形式
1級土木施工管理技士試験の出題形式を紹介します。
- 第一次検定:すべて四肢択一のマークシート
- 第二次検定:すべて記述式で解答する問題
第二次検定では、経験記述や工法や対策を説明する問題が出題されます。
簡潔に伝わりやすく、正解のポイントを押さえた文章を記述する必要があります。
試験の出題科目
1級土木施工管理技士試験の出題科目を紹介します。
出題範囲が非常に広いため、試験本番までに長期的な勉強が必要になります。
第一次検定の出題科目は以下の通りです。
- 土木一般(問題A)
- 専門土木(問題A)
- 法規(問題A)
- 共通工学(問題B)
- 施工管理法(問題B)
第二次検定の出題科目は以下の通りです。
- 経験記述
- 土工
- コンクリート
- 品質管理
- 安全管理
- 環境管理
- 施工計画
- 工程管理
出題科目が多すぎる…
計画立てて勉強しよう!!
試験の合格基準
1級土木施工管理技士試験の合格基準を紹介します。
第一次検定:
- 39/65問以上(得点60%以上)の正答
- 施工管理法に関する問題で9/15問以上の正答
第二次検定:
- 全体の60%以上の正答(配点は未公開)
第二次検定は配点が未公開です。
なのでしっかり対策して試験に臨みたいですね。
試験の難易度と合格率
1級土木施工管理技士試験の難易度と合格率を紹介します。
1級土木施工管理技士試験の合格率は、以下の通りです。
- 第一次検定:50%〜60%
- 第二次検定:30%〜40%
この合格率を見ると、他の国家資格と比べて難易度は高くないです。
難易度が高いと思ってしまう大きな理由として、第二次検定の存在があげられます。
第二次検定は記述式での解答となるため、記述式に慣れていない方や文章を書くのが苦手な方にとっては、第二次検定の難易度は高いといえるでしょう。
しかし、ポイントを抑えた対策を実施すれば、誰でも必ず合格する事はできます。
この記事の後半で紹介する対策のポイントを理解して試験に臨みましょう。
第一次検定の合格率
1級土木施工管理技士・第一次検定の受験者数と合格者数から合格率のデータをまとめました。
実施年度 | 受検者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
2018年度 | 28,512人 | 16,117人 | 56.5% |
2019年度 | 33,036人 | 18,076人 | 54.7% |
2020年度 | 29,745人 | 17,885人 | 60.1% |
2021年度 | 37,726人 | 22,851人 | 60.6% |
2022年度 | 38,672人 | 21,097人 | 54.6% |
2023年度 | 32,931人 | 16,311人 | 49.5 % |
しっかりと対策しておけば合格できる試験だね!
第二次検定の合格率
1級土木施工管理技士・第二次検定の受験者数と合格者数から合格率のデータをまとめました。
実施年度 | 受検者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
2018年度 | 27,581人 | 9,521人 | 34.5% |
2019年度 | 24,688人 | 11,190人 | 45.3% |
2020年度 | 24,204人 | 7,499人 | 31.0% |
2021年度 | 26,558人 | 9,732人 | 36.6% |
2022年度 | 24,462人 | 7,032人 | 28.7% |
2023年度 | 27,304人 | 9,060人 | 33.2% |
年度によって難易度が変わるけど…
やるべき対策は同じ!
施工管理試験の1級と2級の違い
土木施工管理技士試験の1級と2級の違いについて紹介します。
大きな違いとしては、「出題内容」と「受験資格」が挙げられます。
出題内容
1級土木施工管理技士の試験は、2級土木と比べて問題に対する高度な理解が求められます。
出題科目の大筋は2級土木と基本的に同じですが、
- 選択肢が複雑化、不明瞭化
- 詳細な記述による解答が必要
になっています。
1級試験の受験者は、広範な知識と共に、それを文章で説明する能力が求められます。
理解しておかないと解答出来ない問題が多い印象!
受験資格について
受験資格に関しては、2級土木と大きく異なります。
いきなり1級から受験をしようとしても、要件を満たしていなければ受験が出来ません。
必ず、受験資格要件を確認して申し込みをしましょう。
また、令和6年度から受験資格が大きく変更となりました。
1級土木施工管理技士試験の第一次検定は、「満19歳以上であれば受験できる」よう改正されました。
これにより、年齢が19歳以上であれば、2級土木の資格を持っていなくても、いきなり1級土木の第一次検定から受験が可能になりました。
資格を取得するメリット
1級土木施工管理技士の資格を取得した際のメリットを紹介します。
手当がもらえたり昇給の可能性がある
1級土木施工管理技士の資格を取得するメリットとして、職場によっては資格手当がもらえたり、昇給の可能性があります。
一定以上の請負金額の仕事をする上で必要な「監理技術者」は、1級土木施工管理技士の資格がなければ務まりません。
つまり、会社にとって1級土木施工管理技士の資格を持っている従業員は、手当を出してでも確保したい重要な存在ということです。
監理技術者になれる
1級土木施工管理技士の資格を取得するメリットとして、特定建設業の専任技術者や監理技術者になれることがあります。
重要な仕事を任せてもらえるようになると、自分の経験を積むことができ、キャリアアップを狙うことが出来ます。
取得する資格の等級によって、名乗れる技術者は異なります。
- 1級土木:監理技術者
- 2級土木:主任技術者
管理技術者、主任技術者の違いについては、下記の記事をご確認ください。
転職に有利になる
1級土木施工管理技士の資格を取得するメリットとして、転職に有利になる事が挙げられます。
現在の建設業は、慢性的に人手と若手技術者が不足しています。
資格を持っていない人でも歓迎されるのが現況ですが、できるだけ資格を保持している優秀な技術者が欲しいと考えている企業が多くあります。
つまり、土木施工管理技士の資格を持っている事で、転職の際に優遇されるということです。
経営審査の点数が増える
1級土木施工管理技士の資格を取得するメリットとして、技術評価点が付与されることが挙げられます。
そのため、一人でも多く資格を持つ従業員が増える事で会社の評価が高まります。
資格を取った個人にとってのメリットではないですが、覚えておきましょう。
各等級でもらえる点数は、以下の通りです。
- 1級土木施工管理技士:5点
- 1級土木施工管理技士補:4点
- 2級土木施工管理技士:2点
STEP2|第一次検定の対策について知る
1級土木施工管理技士試験の第一次検定の対策方法について解説します。
対策すべきポイントを押さえて効率よく勉強しましょう!
一部STEP1の解説と被っていることもあるけど、そこは重要なポイントだよー!
第一次検定の出題形式について
1級土木施工管理技術試験の第一次検定で出題される問題は、すべて四肢択一で出題されます。
また、1級土木の第一次検定は、2級土木と異なり問題Aと問題Bと問題が分かれております。
- 問題の出題は四肢択一形式
- 問題A:選択問題(一部選択)
- 問題B:必須問題(全問解答)
第一次検定の出題構成
第一次検定での出題構成は、以下の表のとおりです。
出題科目 | 出題数 | 解答数 | 解答必須 |
---|---|---|---|
土木一般 | 15問 | 12問 | 選択(問題A) |
専門土木 | 34問 | 10問 | 選択(問題A) |
法規 | 12問 | 8問 | 選択(問題A) |
共通工学 | 4問 | 4問 | 必須(問題B) |
施工管理法 | 31問 | 31問 | 必須(問題B) |
合計 | 96問 | 65問 | – |
1級土木施工管理技士試験の第一次検定の総問題数は、問題AとBの合計で96問です。
ですが、第一次検定では「65問のみ」を選択して解答するようになります。
- 問題A:30/61問
- 問題B:35/35問
96問って聞くと多いけど
全部に解答するわけじゃないよ!
第一次検定の合格基準は
- 39/65問以上(得点60%以上)の正答
- 施工管理法に関する問題で9/15問以上の正答
なので…
65問のうち正解数が39問以上で合格となります。
96問中39問正解すれば良いってこと!
そう考えたら気が楽になるよね!
当然、100点満点を狙って勉強する必要はありません。
総合的に6割を超えられるような勉強を行うことがポイントです。
次の章から本格的に勉強方法を解説するよ!
第一次検定の勉強方法について
1級土木施工管理技士試験の第一次検定の勉強方法を解説します。
主な勉強方法は、以下の3つです。
- 過去問を解く
- 科目に優先順位をつけて勉強する
- 通信講座を利用する
勉強法1:過去問を解く
勉強方法の1つ目は、「過去問を解く」ということです。
過去問を解くメリットは、とても多くあります。
- 問題の出題傾向を把握できる
- 試験の難度を体感できる
- 効率良く試験対策ができる
- 問題の答えを理解していなくても解答できる
第一次検定の試験問題の大半は「過去に出題された問題で構成」されています。
中には、一言一句全く同じ文章と選択肢の問題が出題されている場合もあります。
過去問を解いて、全く同じ設問が出題された場合、問題文を読んだだけで選択肢を見ずに解答できるようになります。
つまり、「問題の答えを理解していなくても解答できる」ようになるということです。
賛否両論ありますが。
過去問を解く最大のメリットはこれです。
「過去問題を解く」という勉強方法は、「最適で最短の方法」なのです。
勉強法2:科目に優先順位をつけて勉強する
勉強方法の2つ目は、「科目に優先順位をつけて勉強する」ということです。
第一次検定の出題科目は、以下の5科目です。
- 土木一般(問題A)
- 専門土木(問題A)
- 法規(問題A)
- 共通工学(問題B)
- 施工管理法(問題B)
出題科目を分析することで、どの科目から勉強を進めるのが効率的かが分かります。
結論から解説すると、問題Bの「共通工学」「施工管理法」の2科目です。
なぜこの2科目から勉強をするのが効率的なの?
優先順位を考える際に大事になるのが、『どの科目で39問正解するか』ということです。
問題A:「土木一般」「専門土木」「法規」
(合計出題数61問、必要解答数30問)
問題B:「共通工学」「施工管理法」
(合計出題数35問、必要解答数35問)
必要解答数を確認すると、問題Bの割合がおよそ半分(35/65問)を占めていることがわかります。
つまり、優先順位を上げて勉強する科目は、必須問題の問題Bの「共通工学」「施工管理法」ということです。
もし仮に、問題Bに全問題正解できた場合
「問題Aで4問正解するだけで合格」できるのです。
このように取るべき問題を落とさずに正解する事が、試験に合格する為に非常に重要なポイントになります。
また、問題Aも同様に優先順位をつけて勉強しましょう。
問題Aの科目に優先順位をつけるのであれば、「土木一般」「法規」です。
これは、一般的な常識があれば解ける問題や、日頃の業務で触れる知識が問われる問題が多く出題されるのが理由です。
これらのことより、第一次検定の学習の優先順位をつける場合は
「共通工学」⇒「施工管理法」⇒「土木一般」⇒「法規」⇒「専門土木」
の順に勉強することをおすすめします。
勉強法3:通信講座を利用する
勉強方法の3つ目は、「通信講座を利用する」ということです。
通信講座の利用をおすすめするポイントはいくつかあります。
- 1回の受験で合格できるレベルまで知識をつけられる
- 試験勉強のモチベーションをキープできる
- 試験勉強の全体のスケジュールを決めてくれる
通信講座の利用をおすすめする一番の理由は
「知識がゼロ」からでも
1回の受験で合格することができる
という点です。
もちろん独学でも勉強する事はできますが、通信講座を利用することで、質の高い講義や指導を受ける事ができます。
これにより、初めて試験対策をするという方でも、しっかり知識をつけて、試験に合格できるのが通信講座を利用する際の一番のメリットです。
1級土木は、年1回しか試験がありません。
一度落とすと、次は来年になります…
それに何回も受験料払うより正直安いです!
また、勉強をすすめる上での一番の壁は、「モチベーションの維持」です。
1級土木施工管理技士試験は、長期的な勉強が必要になる試験です。
その長期間を一人で継続して勉強を続けることは、意外とハードルが高く、「モチベーションが無くなり合格できなかった」という話をよく聞きます。
通信講座では、定期的な講座動画の配信や課題の提出があり、モチベーション維持をフォローしてくれる仕組みがいくつもあります。
また、勉強のスケジュールなど、やるべきことを提示してくれるので、勉強方法に悩む必要が無くなるという点も大きなメリットです。
効率重視!最短で合格を目指す!
って人は通信講座を利用しましょう!
STEP3|第二次検定の対策について知る
1級土木施工管理技士試験の第二次検定の対策方法について解説します。
対策すべきポイントを押さえて、効率よく勉強しましょう!
第二次検定の対策のキーワードは
「積極的に他人を頼る」だよー!
第二次検定の出題形式について
1級土木施工管理技士試験の第二次検定の出題形式について解説します。
第二次検定は、第一次検定と違い選択肢が用意されていません。
全て「自分の文章で解答する記述式」の問題になっています。
基本的には、第一次検定で学習した知識に加えて、工法の説明や安全対策などについて、「専門用語・数値などを用いて簡潔に記述する能力」が求められます。
また、1級土木施工管理技士試験の第二次検定は、大きく分けて「経験記述」と「学科記述」の2つの問題が出題されます。
全然違う問題になるので、それぞれに対して個別の対策が必要になります。
- 問題の出題は記述式による解答
- 経験記述問題:自分の現場経験を記述する問題
- 学科記述問題:施工管理に関する事を記述する問題
第二次検定の出題構成
1級土木施工管理技士試験の第二次検定の出題構成について解説します。
第二次検定の総出題数は、全部で「11問」となっています。
その内、必須問題は3問、選択問題は8問中4問を選択して解答します。
問題数は少ないけど…
論文作成や1問の解答が大変なのが特徴!
第二次検定の出題構成は、以下の表のとおりです。
出題科目 | 出題数 | 解答数 | 解答必須 |
---|---|---|---|
施工経験記述 | 1問 | 1問 | 必須 |
コンクリート | 1問 | 1問 | 必須 |
施工計画 | 1問 | 1問 | 必須 |
品質管理 安全管理 法規 | 4問 | 2問 | 選択 |
土木 コンクリート 工程管理 安全管理 | 4問 | 2問 | 選択 |
合計 | 11問 | 7問 | – |
学科記述の出題パターンは、基本的には以下の通りです。
- 記述の穴埋め問題
- 検討事項や留意事項の記述問題
選択肢の無い穴埋めや、工法などに関する検討事項などを記述する問題が出題されます。
- 総出題数は「11問」
- 必須問題は3問
- 選択問題は8問中4問を選択
第二次検定の勉強方法について
1級土木施工管理技士試験の第二次検定の勉強方法について解説します。
経験記述と学科記述で違う対策が必要になるので、それぞれの対策を見ていきましょう。
経験記述の勉強法は、以下の通りです。
- 施工経験記述を全項目作成する
- 作成した文章を添削してもらう
- 文章をひたすら手で書いて覚える
また、学科記述の勉強法は、以下の通りです。
- 過去問を解く
- 要点をまとめて手で書いて覚える
経験記述勉強法1:施工経験記述を全項目作成する
第二次検定の経験記述の勉強法1つ目は、「施工経験記述を項目ごとに作成する」です。
経験記述の出題項目は、全部で5つあります。
「施工管理」「工程管理」「品質管理」「安全管理」「環境対策」
これまでの経験記述の出題実績を確認してみると、偏りがあることがわかります。
年度 | 出題項目 |
---|---|
令和5年度 | 品質管理 |
令和4年度 | 品質管理 |
令和3年度 | 安全管理 |
令和2年度 | 品質管理 |
令和元年度 | 品質管理 |
平成30年度 | 品質管理 |
平成29年度 | 安全管理 |
平成28年度 | 安全管理 |
平成27年度 | 品質管理 |
平成26年度 | 安全管理 |
平成25年度 | 品質管理 |
このように近年では、「品質管理」か「安全管理」の2通りのみを繰り返して出題されていることが分かります。
この実績を見ると、項目を絞って経験記述を作成したくなりますが、必ず全ての項目に対応できるように、全てのパターンで経験記述を用意しましょう。
山を張って、外して、不合格…
試験は1年に1回だし…
対策を怠って後悔した人を沢山見てきました。
とはいえ、「文章の作成が苦手で、学科記述の勉強ができない…」となってしまっては、本末転倒です。
そういう方は、『経験記述の作成代行サービス』を利用しましょう。
もし以下の項目に一つでも当てはまる方は、経験記述の作成代行サービスの利用をおすすめします。
作成代行がおすすめの方
・現場の実務に乏しい方。
・現場の実務は豊富であるが、指導監督的立場においての工事経験の少ない方。
・施工管理試験を初受験の方。
・過去に受験していて、第二次検定がどうしても合格できない方。
・受験する試験種別が本業と違い、現場での実務の記憶が薄らいでいる方。
・実際に携わった工事が昔で、現場のイメージがうまく湧かない方。
・文章の苦手な方。自信のない方。
・正直楽して試験対策をしたい方。
第一次検定合格から第二次検定の試験までの期間は非常に短く、苦手な事に時間をかけている暇はありません。
「苦手な分野は、積極的に外注」して、学科記述の対策や暗記に時間を割きましょう。
経験記述の作成代行は、通信講座の「独学サポート事務局」がおすすめです。
添削のサービスは多々ありますが、作成自体を代行してくれる業者は、「独学サポート事務局」だけです。
筆者は、1級も2級の時もお世話になりました!
また、独学サポート事務局の口コミや特徴が知りたい人は、以下の記事をご確認ください。
筆者の体験レビューも公開しています!
- 全出題項目分の経験記述を作成
- 作文が苦手な人は作成代行の通信講座を利用する
経験記述勉強法2:作成した文章を添削してもらう
第二次検定の経験記述の勉強法2つ目は、「作成した文章を添削してもらう」です。
独学サポート事務局の作成代行を利用している人は、「勉強法2」はスキップできるよー!!
経験記述を作成する際には、以下の能力が必要だと言われています。
監理技術者として相応しい文章力
自分の経験を簡潔に表現する力
経験を具体的な数量で示す力
たとえ現場経験が豊富だとしても、その経験を簡潔に表現する「文章力」が無いと、第二次検定には合格する事ができません。
立派な経験があったとしても…
- 誤字脱字だらけの文章
- 要点がまとまっていない文章
- 内容が相手に伝わらない文章
では、合格点を貰う事はできません。
自分が作成した文章は、自分目線で美化して見えがちです!
自分が作成した経験記述を合格点までブラッシュアップする方法は…
他人の添削を受けること!!
作成した解答をしっかりと添削をしてもらうことで、指摘と修正を繰り返し、解答に磨きがかかることで高得点が狙えるようになります。
添削をしてもらうのは、自分以外であれば誰でも構いません。
- 会社の上司や先輩
- 家族や友人
- 通信講座の先生
もしも周りに、「添削してくれる人がいない」や「知り合いに見られるのが恥ずかしい」という場合は、『ココナラ」の利用がおすすめです。
通信講座と比べてリーズナブルな価格で、「経験記述の添削」や「作成の補助」をしてくれるサービスが多く販売されています。
\3,000円で添削サービス!/
- 作成した経験記述を他人に見てもらう
- ココナラで添削のプロに添削してもらう
経験記述勉強法3:文章をひたすらに手で書いて覚える
第二次検定の経験記述の勉強法3つ目は、「文章をひたすらに手で書いて覚える」です。
用意した経験記述を本番で解答できるように、『手で書いて覚える』必要があります。
なんで手で書いて覚えるの?
頭で暗記するだけでは、試験本番にド忘れして手が動かなくなってしまう事があります。
手が勝手に動くようになるまで、何度も何度も紙に書いて覚えましょう。
- 必ず紙に手で書いて覚える
- 手が勝手に動くようになるまで覚える
学科記述勉強法1:過去問を解く
第二次検定の学科記述の勉強法1つ目は、「過去問を解く」です。
第二次検定の勉強方法に関しても、「ひたすらに過去問題を解く」ということが最適の勉強方法です。
- 問題の出題傾向を把握できる
- 暗記すべき内容の理解
全く同じ問題が出題されることは少ないですが、問題の出題傾向を把握できます。
問題の出題パターンは基本的に以下の2つです。
- 記述の穴埋め問題
- 検討事項や留意事項の記述問題
穴埋め問題になりやすい科目や留意事項の説明問題になりやすい科目などを、過去問を解くことで体感で把握できるのがポイントです。
また、暗記すべき内容を把握することができるのもメリットです。
第二次検定の暗記項目を一部紹介します。
- 軟弱地盤対策の工法の概要と効果
- 盛土の排水に関する留意事項
- コンクリートの打設時や養生時の留意事項
- 品質管理試験の内容と効果 など
このように、学科記述を対策する上で暗記しておくべき項目はいくつもあります。
- 過去問をひたすら解く
- 出題の傾向を把握する
- 暗記すべき項目を把握する
学科記述勉強法2:暗記項目をノートにまとめる
第二次検定の学科記述の勉強法2つ目は、「暗記項目をノートにまとめる」です。
学科記述を効率的に勉強するなら、過去問の暗記項目をまとめたノートを作成することをおすすめします。
暗記ノートの作り方は以下の通りです。[
- 過去問から暗記項目を抜き出す
- 出題科目ごとにポイントを振り分かる
要は、「土工、コンクリート、施工計画、品質管理、安全管理、工程管理、法規」毎に、過去問のポイントを振り分けてまとめていくだけです。
完成すれば、出題内容毎にポイントを暗記できるノートが作成できます。
現在、筆者が作成した学科記述対策の暗記ファイルを格安価格で販売中です。
自分で作るのは面倒くさいという方は、是非ご活用ください。
印刷してカバンに忍ばせておくと、隙間時間の勉強に活用できるようになっております。
- 学科記述問題で頻出用語集
- 過去問の穴埋め問題のまとめ
- 赤シート対応
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回は、1級土木完全合格ガイドとして実践的な勉強方法を紹介しました。
1級土木施工管理技士試験は、独学で合格を目指すことは可能です。
ただし、「勉強スケジュールの確保」や「正しい勉強法や戦略」が必須です。
また、通信講座やテキストを利用する事で、効率良く対策し合格までの道のりをショートカットすることもできます。
この記事で、必要な情報や勉強方法は一通り理解できます。
もし、勉強方法で行き詰ったら何度でも見直しに来てください!