本記事では、『令和5年度前期 2級土木施工管理技士第一次検定』の過去問を解説しております。
他の年度の過去問題は、下記の記事『2級土木施工管理技士の過去問ダウンロード一覧』からダウンロードして確認いただけます。
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2級土木は、「平均60時間ほどの勉強時間が必要」と言われています。
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限られた時間の中で勉強を継続しなければ、合格することが非常に難しい試験です。
しかし、自分にあった『通信講座』で勉強をすれば…
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第一次・第二次検定のトータルの対策は『SAT』
第一次・第二次検定のトータルの対策には、「SAT」がおすすめです。
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SATの通信講座は、業務の合間を縫って、資格取得を狙う通信講座です。
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SATの通信講座の特徴として、スマホを使用した隙間時間の勉強に特化している点があります。
また、教材の一つに、経験記述答案事例集があるのも特徴の一つです。
ゼロから経験記述を作成するのではなく、「合格レベルの答案」を元に作成できるように事例集が用意されています。
効率良く合格を目指すために、「ゼロから自力で作成しない」で済むようになっています。
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第二次検定の経験記述対策は『独学サポート事務局』
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独学サポート事務局には、経験記述の添削サービスがあるのがポイントです。
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令和5年度前期 2級土木施工管理技士第一次検定 過去問解説
No.1~No.11
No.1
土工の作業に使用する建設機械に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
⑴ ブルドーザは、掘削・押土及び短距離の運搬作業に用いられる。
⑵ バックホゥは、主に機械位置より高い場所の掘削に用いられる。
⑶ トラクターショベルは、主に機械位置より高い場所の掘削に用いられる。
⑷ スクレーパは、掘削・押土及び短距離の運搬作業に用いられる。
No.2
法面保護工の「工種」とその「目的」の組合せとして、次のうち適当でないものはどれか。
[工種] [目的]
⑴ 種子吹付け工…………土圧に対抗して崩壊防止
⑵ 張芝工…………………切土面の浸食防止
⑶ モルタル吹付工………表流水の浸透防止
⑷ コンクリート張工……岩盤のはく落防止
No.3
道路における盛土の施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
⑴ 盛土の締固め目的は、完成後に求められる強度、変形抵抗及び圧縮抵抗を確保することである。
⑵ 盛土の締固めは、盛土全体が均等になるようにしなければならない。
⑶ 盛土の敷均し厚さは、材料の粒度、土質、施工法及び要求される締固め度等の条件に左右される。
⑷ 盛土における構造物縁部の締固めは、大型の機械で行わなければならない。
No.4
軟弱地盤における改良工法に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
⑴ サンドマット工法は、表層処理工法の1つである。
⑵ バイブロフローテーション工法は、緩い砂質地盤の改良に適している。
⑶ 深層混合処理工法は、締固め工法の1つである。
⑷ ディープウェル工法は、透水性の高い地盤の改良に適している。
No.5
コンクリートに用いられる次の混和材料のうち、水和熱による温度上昇の低減を図ることを目的として使用されるものとして、適当なものはどれか。
⑴ フライアッシュ
⑵ シリカフューム
⑶ AE減水剤
⑷ 流動化剤
No.6
コンクリートのスランプ試験に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
⑴ スランプ試験は、高さ30cmのスランプコーンを使用する。
⑵ スランプ試験は、コンクリートをほぼ等しい量の2層に分けてスランプコーンに詰める。
⑶ スランプ試験は、各層を突き棒で25回ずつ一様に突く。
⑷ スランプ試験は、0.5cm単位で測定する。
No.7
フレッシュコンクリートに関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
⑴ コンシステンシーとは、練混ぜ水の一部が遊離してコンクリート表面に上昇する現象である。
⑵ 材料分離抵抗性とは、コンクリート中の材料が分離することに対する抵抗性である。
⑶ ワーカビリティーとは、運搬から仕上げまでの一連の作業のしやすさである。
⑷レイタンスとは、コンクリート表面に水とともに浮かび上がって沈殿する物質である。
No.8
鉄筋の加工及び組立に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
⑴ 鉄筋は、常温で加工することを原則とする。
⑵ 曲げ加工した鉄筋の曲げ戻しは行わないことを原則とする。
⑶ 鉄筋どうしの交点の要所は、スペーサで緊結する。
⑷ 組立後に鉄筋を長期間大気にさらす場合は、鉄筋表面に防錆処理を施す。
No.9
打撃工法による既製杭の施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
⑴ 群杭の場合、杭群の周辺から中央部へと打ち進むのがよい。
⑵ 中掘り杭工法に比べて、施工時の騒音や振動が大きい。
⑶ ドロップハンマや油圧ハンマ等を用いて地盤に貫入させる。
⑷ 打込みに際しては、試し打ちを行い、杭心位置や角度を確認した後に本打ちに移るのがよい。
No.10
場所打ち杭の「工法名」と「主な資機材」に関する次の組合せのうち、適当でないものはどれか。
[工法名] [主な資機材]
⑴ リバースサーキュレーション工法…ベントナイト水、ケーシング
⑵ アースドリル工法……………………ケーシング、ドリリングバケット
⑶ 深礎工法………………………………削岩機、土留材
⑷ オールケーシング工法………………ケーシングチューブ、ハンマーグラブ
No.11
土留めの施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
⑴ 自立式土留め工法は、支保工を必要としない工法である。
⑵ 切梁り式土留め工法には、中間杭や火打ち梁を用いるものがある。
⑶ ヒービングとは、砂質地盤で地下水位以下を掘削した時に、砂が吹き上がる現象である。
⑷ パイピングとは、砂質土の弱いところを通ってボイリングがパイプ状に生じる現象である。