資格取得

【完全版】2級土木施工管理技士 多忙でも簡単に合格する勉強方法

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<この記事はこんな方へオススメ>

・資格取得のイメージを知りたい方
・資格取得の勉強方法が分からない方
・多忙で勉強時間が確保できない方
・独学で資格取得を目指している方

資格を取りたいけど、「仕事が忙しく勉強する時間が取れない」、「初めての受験で勉強の仕方が分からない」と悩んでいませんか。

本記事を読むことで、以下の事が分かります。

記事を読むことで分かる事
  • 多忙でも簡単に合格できる方法
  • 効率的に勉強を進める方法
  • 学科試験、実地試験それぞれの最適な勉強方法

この記事に書いてあることを実践することで、土木施工管理技士の試験にどんなに多忙でも簡単に合格できます。

『初めて試験に挑戦する方』や、『仕事をしながら勉強が充分に出来ない方』は、ぜひ続きを読んでください。

記事の内容を実践し、一緒に資格を手に入れましょう。

1級土木施工管理技士の勉強方法は、下記の記事を参考にしてください。

【完全版】1級土木施工管理技士 多忙でも簡単に合格する勉強方法土木施工管理技士の勉強方法に悩んでいませんか?この記事では土木施工管理技士の試験概要や勉強方法をまとめています。この記事を読むことで、資格の全貌が分かり、合格する為の勉強法を理解する事ができます。試験に1発で合格したい、独学で合格したい人は必見です。...

結論:合格するための勉強方法

初めに、この記事の結論であるそれぞれの最適な勉強方法を解説します。

勉強方法のまとめ
  1. 学科試験:過去問題解説集を購入して繰り返し問題を解く。
  2. 学科試験:40問答えられるように得意分野、出題パターンを理解する。
  3. 施工記述:代行作成、添削サービスを利用して、施工記述の作文を完成させる。
  4. 学科記述:学科記述の暗記ノートを作成する。

この勉強方法のポイントは、試験の最難関と言われている『経験記述』を外部機関に丸投げするという方法です。

『経験記述』に掛かる時間を省略し、その他に充てる事で、多忙でも合格できるというわけです。

それでは、資格の簡単な説明と各勉強方法の根拠の説明に移っていきます。

2級土木施工管理技士とは?

2級土木施工管理技士の資格について

まず最初に、2級土木施工管理技士の資格について解説します。

土木施工管理技術試験検定」は、土木工事における施工技術の向上を図ることを目的として、一般財団法人 前項建設研修センターが実施している検定試験です。

試験には「1級」と「2級」があり、合格することで1級土木施工管理技士」「2級土木施工管理技士を称する事ができます。

詳しく制度改正の内容を確認したい方は、下記の『2級土木施工管理技士の試験概要を解説!合格率やメリット、受験資格も紹介!』をご確認ください。

下記の記事では、『試験の概要や試験取得のメリット、合格基準と合格率、受験資格』を解説しております。

2級土木施工管理技士の試験概要を解説!合格率やメリット、受験資格も紹介!土木施工管理技士の試験内容が分からず悩んでいませんか?この記事では土木施工管理技士の試験概要について解説しています。この記事を読むことで、土木施工管理技士のポイントが分かり、資格取得のヒントを得ることができます。試験概要を理解して優位に進めたい人は必見です。...

2級土木施工管理技士の制度改正

令和3年度より施工管理技士の試験制度が変更されました。

改正のポイントは以下の通りです。

詳しく制度改正の内容を確認したい方は、下記の個別記事をご確認ください。

土木施工管理技術検定の重要改正ポイントを5つ紹介土木施工管理技士の制度改正の内容が分からず悩んでいませんか?この記事では土木施工管理技士の制度改正の内容について解説しています。この記事を読むことで、資格の制度改正のポイントが分かり、資格取得のヒントを得ることができます。制度改正の内容を理解して優位に進めたい人は必見です。...

2級土木施工管理技士の学科試験について

2級土木施工管理技士の学科試験について

2級土木施工管理技術検定の学科試験で出題される問題は、すべて4択問題です。

また、出題数に対して回答する問題を一定の数だけ選択「選択問題」と、出題に対してすべて解答する「必須問題」に分かれています。

学科試験での出題構成は次のとおりです。

出題科目合計出題数必要解答数解答必須
土木一般11問9問選択
専門土木20問6問選択
法規11問6問選択
共通工学3問3問必須
施工管理法16問16問必須
合計61問40問

表から分かるように、出題される問題は全部で『61問』です。

61問の内、「40問」を選択して解答するようになります。

すべての問題に解答する必要はありません。

つまり、必要解答数40問のうち60%の正解率24点で合格となります。

当然、100点満点を取る必要はありませんので、それぞれの問題で確実に6割を超えられるように勉強を行いましょう。

学科試験について抑えておいて頂きたいポイントは以下の通りです。

  • 全問題を解答する必要はない
  • 科目毎に必要な解答数が異なる

2級土木施工管理技士 学科試験の勉強方法

2級土木施工管理技士の勉強方法について

2級土木施工管理技士の学科試験の勉強方法を紹介します。

その方法とは、「ひたすらに過去問題を解く」「得意な分野に絞って勉強する」ということです。

過去問題を繰り返し解く

過去問を解く強みは、以下の通りです。

過去問を解く強み
  • どのような問題が出やすいのか、傾向を把握することができる
  • 問題を理解してなくても解答できるようになる
  • 試験自体の難度を体感することができる
  • 試験時間、出題方法、また解答用紙の形式などを確認できる

実は、第一次検定の試験問題の大半は過去に出題された問題で構成されています。

類似しているだけでなく、中には一言一句全く同じ文章と選択肢の問題が出題されている場合もあります。

これは良し悪しがあるかもしれませんが、全く同じ問題の場合、文章を読んだだけで選択肢を見ずに解答できるようになります。

つまり、問題の答えを理解していなくても解答できるようになるということです。

「ひたすらに過去問題を解く」という方法は、最適で最短の方法なのです。

得意な分野に絞って勉強する

学科試験の出題科目は、土木一般」「専門土木」「法規」「共通工学」「施工管理法となっています。

出題科目を分析することで、どの科目から勉強を進めるのが効率的かが分かります。

結論から紹介すると共通工学」「施工管理法の2科目です。

なぜこの2科目から勉強をするのが効率的なのかを解説していきます。

これを考える上で大事になるのが、どの科目で24問正解するかということです。

出題科目には、選択問題必須問題の2種類あります。それぞれの出題数を確認してみましょう。

選択問題:「土木一般」「専門土木」「法規」(合計出題数42問、必要解答数21問)

必須問題:「共通工学」「施工管理法」(合計出題数19問、必要解答数19問)

確認すると、必須問題の割合が必要解答数のおよそ半分(19/40)を占めていることがわかります。

つまり仮に必須問題に全問題正解できた場合、「選択問題で5問正解するだけで合格」できるのです。

必須問題を優先して勉強しておくことで、選択問題の解答に余裕を持つことができるようになります。

また、選択問題に関して、自分の得意な分野に絞って勉強することで一気に合格まで近づくことができるようになります。

これらのことより、共通工学」「施工管理法」の2科目から勉強を進めるのが効率的であるといえます。

もっと詳しく勉強方法について知りたい方は、下記の個別記事をご確認ください。

知識ゼロから2級土木施工管理技士の”学科試験”に合格する為の勉強方法土木施工管理技士2級の勉強方法に悩んでいませんか?この記事では勉強方法についてわかりやすく解説しています。知識ゼロでもすぐに合格できるようになります。試験に1発合格したい方は必見です。...

2級土木施工管理技士の実地試験について

2級土木施工管理技士の実地試験について

2級土木施工管理技術検定の実地試験は、学科試験と異なりすべて記述形式の筆記試験です。

試験の内容は、「経験記述」と「学科記述」に分かれています。

経験記述は必須問題。

学科記述は必須問題と選択問題との混合となっています。

実地試験の経験記述について

実地試験の問題1として出題される経験記述は、『受験者が過去に経験した土木工事について指定された管理項目に関する内容を解答するもの』です。

経験記述は、実地試験での最重要問題に位置づけられる問題です。

この経験記述で合格基準に達した受験者だけが、学科記述の採点に進めると言われています。

実地試験の最重要問題は、『経験記述』の問題。

実地試験の学科記述について

学科記述は、『土工、コンクリート、施工計画、工程管理、安全管理、品質管理、環境保全対策』の7つの出題分野から構成されています。

土工とコンクリートは必須問題の分野となっているので、必ず解答しなければなりません。

詳しくは下記の表を確認してください。

実地試験の学科記述について

実地試験の学科記述の出題形式について

出題される問題には、主に穴埋め形式、計算形式、文章記述形式の3つの形式があります。

  • 穴埋め形式:各種法規、指針、至方書などの基本内容の一部分が伏せられていて、その伏せられた箇所に入る語句や数値を解答する形式です。
  • 文章記述形式:施工などに関する留意点や注意事項、工法等の概要や特徴、特定の事象についての原因や対策などを簡潔に関する形式です。
  • 計算形式:数値に関する情報が与えられて、公式や係数の値を用いて計算を行い、求められている数値を解答する形式です。穴埋め形式の中で計算形式が取り入れられる場合もあります。

2級土木施工管理技士 実地試験の勉強方法

2級土木施工管理技士の勉強方法について

実地試験は、経験記述と学科記述の2つに分かれているので、それぞれの対策が必要になります。

経験記述の対策

経験記述の最善の対策は、他人の添削を受ける事です。

一人で対策することは

絶対にやめましょう

実地試験は、土木施工管理技士の合格のカギです。

経験記述で合格点を取ることができなければ、そもそも学科記述の採点もされず不合格となってしまうので、中途半端な知識や自信で臨むことは得策ではありません。

実地試験は、以下の内容を問われる問題が出題されます。

  • 受験者が経験した土木の工事の内容を記述する問題
  • 技術的な課題などを記述する問題

この問題を解くためには以下の能力が必要だと言われています。

問題を解くために必要な能力
  • 監理技術者としてふさわしい文章力
  • 自分の経験を簡潔に表現する力
  • 経験を具体的な数量で示す力

つまり、たとえ現場経験が豊富だとしても、自分の経験を簡潔に表現する文章力が無いと合格する事ができないのです。

また、受験者の経験には真実性と具体性が求められており、虚偽や偽装に関しては厳しくチェックがされています。当然、文章力だけでは合格することはできないということです。

経験記述分は受験者の経験が具体的に示されたオリジナルの文章でなければならず、参考書の例文の丸写しや、一部を改変したものだと判明した場合は失格になってしまうのです。

そんな悩みを一気に解消する方法が記述添削サービスとなります!

\独学サポート事務局の公式HPはこちら/

作成した解答をしっかりと添削をしてもらうことで、指摘と修正を繰り返し、解答に磨きがかかることで高得点が狙えるようになるのです!

添削サービスの詳細については、以下の記事にまとめております!詳しく知りたい方はご確認ください。

土木施工管理技士の第二次検定試験の合格率を上げる方法!【経験記述添削サービス】土木施工管理技士の実地試験に悩んでいませんか?この記事では実地試験の合格率を上げるサービスを紹介しています。この記事を読むことで、文章の苦手な方や自信のない方、現場の実務経験の乏しい方が合格に近づくことができます。実地試験に合格したい方は必見です。...

学科記述の対策

2級土木施工管理技士の実地試験の学科記述の勉強方法を紹介します。

学科記述の勉強方法に関しても、「ひたすらに過去問題を解く」ということが最適の勉強方法になります。

効率的に勉強するなら、過去問のポイントをまとめたノートを作成することをオススメします。

作り方は、出題内容の「土工、コンクリート、施工計画、工程管理、安全管理、品質管理、環境保全対策」毎に、過去問のポイントを振り分けてまとめていくだけです。

完成すれば、出題内容毎にポイントを暗記できるノートが作成できます。

暗記ノートについては、下記の記事で紹介しています。

合わせてご確認ください。

【大好評】1級・2級土木施工管理技士 第二次検定の全暗記項目ノートを紹介【合格への近道】土木施工管理技士の第二次検定の勉強方法に悩んでいませんか?この記事では、第二次検定を効率的に勉強するための暗記ノートを紹介しています。この記事を読むことで、効率的に勉強でき、合格する為の暗記項目を理解する事ができます。試験に1発で合格したい、独学で合格したい人は必見です。...

現在、筆者が作成した学科記述対策の暗記ファイルを格安価格で販売中です。

ぜひ第二次検定の試験対策にご活用ください。

印刷してカバンに忍ばせておくと、隙間時間の勉強に活用できるようになっております。

暗記ファイルの内容紹介
  • 学科記述問題で頻出用語集
  • 過去問の穴埋め問題のまとめ
  • 赤シート対応

多忙でも簡単に合格する勉強方法とは

これまでの章で、出来るだけ独学で合格する勉強法を伝えてきました。

しかし、独学で勉強を進めていると、要点やポイントを抑えきれなかったり、施工記述で高得点が取れなかったりしてしまい、合格を逃してしまう落とし穴も存在します。

そのため土木施工管理技士の独学での勉強には、通信講座によるサポートが必要です。

高い会費を支払って通信講座に通わなくても独学でも十分だという意見もあります。

しかし、自分にあった通信講座で学べば、効率良く短期間で1発で資格を取得することが可能です。

また、独学の場合は、難関と言われている第二次検定の施工記述の添削を受けることができないため、改善点が分からず高得点が難しいとされています。

これにより、合格する事ができずに何度も受験している方を良く見ます。

何度も受験してお金がかかってしまうなら、効率よく確実に合格できる通信講座がコスパ最強です。

勉強方法の選択を誤って損をしたくないのであれば、通信講座を検討してみましょう!

下記の記事でおすすめの通信講座を紹介しています。

【受験者必見!】2級土木施工管理技士のおすすめ通信講座5選土木施工管理技士の勉強方法に悩んでいませんか?この記事では土木施工管理技士のおすすめの通信講座をまとめています。この記事を読むことで、おすすめの通信講座が分かり、効率よく勉強し合格へ近づく事ができます。試験に1発で合格したい人は必見です。...

まとめ

この記事では、2級土木施工管理技士の勉強方法や合格までに必要な情報をまとめました

  • 2級土木施工管理技士の資格がどんな資格か分からない
  • 試験の最適な勉強方法が分からない
  • 効率的に勉強する方法が分からない

といった疑問や課題を解決できたのではないかなと思います。

最後に勉強方法をまとめて締めくくりたいと思います。

勉強方法のまとめ
  1. 学科試験:過去問題解説集を購入して繰り返し問題を解く。
  2. 学科試験:40問答えられるように得意分野、出題パターンを理解する。
  3. 施工記述:添削サービスを利用して、施工記述の作文を完成させる。
  4. 学科記述:学科記述の暗記ノートを作成する。

みなさんもスキマ時間を上手く使って、一緒に合格めざして頑張っていきましょう!!

\独学サポート事務局の公式HPはこちら/

ABOUT ME
どぼくじら
数年前にIT企業から土木作業員に転職。現在は、施工管理技士試験や現場で活かせる情報を発信するブログを運営中。現場仕事と育児をこなしながら、限られた勉強時間で1級、2級土木施工管理技士の試験に1発合格。資格取得のノウハウや勉強法などを中心に発信しています。