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【令和4年度後期】2級土木施工管理技士試験第一次検定の過去問解説

どぼくじら

No.12~No.31

No.12

鋼材の特性、用途に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)アンカー式土留め工法は、引張材を用いる工法である。

(2)切梁式土留め工法には、中間杭や火打ち梁を用いるものがある。

(3)ボイリングとは、砂質地盤で地下水位以下を掘削した時に、砂が吹き上がる現象である。

(4)パイピングとは、砂質土の弱いところを通ってヒービングがパイプ状に生じる現象である。

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解答:2
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No.13

鋼道路橋の架設工法に関する次の記述のうち、市街地や平坦地で桁下空間が使用できる現場において一般的に用いられる工法として適切なものはどれか。

(1)ケーブルクレーンによる直吊り工法

(2)全面支柱式支保工架設工事

(3)手延べ桁による押出し工法

(4)クレーン車によるベント式架設工法

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解答:4

ベント式架設工法とは、トラッククレーンベント工法とも呼ばれ、最も一般的な架設工法です。鋼製ベントと呼ばれる仮設備で橋桁や仮設桁を移動式クレーンでつり上げ、所定順序に沿い組み立てていきます。

固定支保工式架設工法は、移動支保工式架設工法と対比した架設工法の名称で、簡略に定義を述べると、支保工を地盤上に直接設置する方法によるか、既設の構造物上に支保工又ははりを直接固定して設置する方法によって、組み立てられた支保工を用いて架設する工法である。

送出し式架設工法とは、トラッククレーンを設置することができない地形において構造物の桁下や河川を跨いで架設工事をする場合に採用されます。

現場と隣接した地で桁を仮組みしたものを、手延機と呼ばれる仮設用の仮桁に接続し所定の位置に送り出し架け渡していきます。
限られた地形でも仮設工事が可能になりますが、工期費用共に多くかかります。

ケーブルクレーン架設工法とは、ケーブルクレーン設備を用いて、あらかじめ地上で組み立てておいた桁ブロックを吊り上げ、それをそのまま架設する工法です。

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No.14

コンクリートの劣化機構について説明した次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)中性化は、コンクリートのアルカリ性が空気中の炭酸ガスの浸入等で失われていく現象である。

(2)塩害は、硫酸や硫酸塩等の接触により、コンクリート硬化体が分解したり溶解する現象である。

(3)疲労は、荷重が繰り返し作用することでコンクリート中にひび割れが発生し、やがて大きな損傷となる現象である。

(4)凍害は、コンクリート中に含まれる水分が凍結し、氷の生成による膨張圧でコンクリートが破壊される現象である。

[su_spoiler title=”解答&解説”]
解答:2

塩害は、コンクリート中に浸入した塩化物イオンが鉄筋の腐食を引き起こす現象である。
化学的侵食は、硫酸や硫酸塩などによりコンクリートが溶解する現象である。

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No.15

河川に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。

(1)河川において、下流から上流を見て右側を右岸、左側を左岸という。

(2)河川には、浅くて流れの速い淵と、深くて流れの緩やかな瀬と呼ばれる部分がある。

(3)河川の流水がある側を堤外地、堤防で守られている側を堤内地という。

(4)河川堤防の天端の高さは、計画高水位(H.W.L.)と同じ高さにすることを基本とする。

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解答:3

上流から下流に向かって右側が右岸、左側が左岸と決められています。 昔、上流に暮らす人は暮らしに必要なものが、下流から舟で運ばれてくるのを見つめてまっていたそうです。

一般的に瀬は水深が浅く、流れの速い箇所であり、淵は水深が深く川の流れが穏やかな箇所である。

河川堤防の天端の高さは、計画高水位(H.W.L.)よりも高くなるように設計する必要があります。

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No.16

河川護岸に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)基礎工は、洗掘に対する保護や裏込め土砂の流出を防ぐために施工する。

(2)法覆工は、堤防の法勾配が緩く流速が小さな場所では、間知ブロックで施工する。

(3)根固工は、河床の洗掘を防ぎ、基礎工・法覆工を保護するものである。

(4)低水護岸の天端保護工は、流水によって護岸の裏側から破壊しないように保護するものである

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解答:2

法覆工は、盛土の法面を被覆して堤体が河川の流水で洗堀されるのを防ぐためのものです。
通常はコンクリートブロックなどで保護しますが、堤防の法勾配が緩く流速が小さな場所は石張工が適しています。

間知ブロックなどの石積工は堤防の法勾配が急な箇所に設置します。
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No.17

砂防えん堤に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)前庭保護工は、堤体への土石流の直撃を防ぐために設けられる構造物である。

(2)袖は、洪水を越流させないようにし、水通し側から両岸に向かって上り勾配とする。

(3)側壁護岸は、越流部からの落下水が左右の法面を侵食することを防止するための構造物である。

(4)水通しは、越流する流量に対して十分な大きさとし、一般にその断面は逆台形である。

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解答:1

水叩き工に同じ、砂防ダムからの越流水がダム下流の河道(前庭部)を洗掘してダム基礎を破壊するのを防ぐために施設するものをいう。
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No.18

地すべり防止工に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。

(1)抑制工は、杭等の構造物により、地すべり運動の一部又は全部を停止させる工法である。

(2)地すべり防止工では、一般的に抑止工、抑制工の順序で施工を行う。

(3)抑止工は、地形等の自然条件を変化させ、地すべり運動を停止又は緩和させる工法である。

(4)集水井工の排水は、原則として、排水ボーリングによって自然排水を行う。

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解答:4

抑制工とは地すべり箇所の地形、地下水状態などの自然条件を変化させて地すべり活動を停止または緩和させる工法です。

抑止工とは地すべり箇所に構造物を設けることによって構造物の持つ地すべりに抵抗する強い力を利用して地すべりの活動の一部または全部を停止させるものです。

地すべり防止工では、一般的に抑制工、抑止工の順序で施工を行う。
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No.19

道路のアスファルト舗装における路床の施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)盛土路床では、1層の敷均し厚さは仕上り厚で40cm以下を目安とする。

(2)安定処理工法は、現状路床土とセメントや石灰等の安定材を混合する工法である。

(3)切土路床では、表面から30cm程度以内にある木根や転石等を取り除いて仕上げる。

(4)置き換え工法は、軟弱な現状路床土の一部又は全部を良質土で置き換える工法である。

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解答:1

盛土路床では、1層の敷均し厚さを仕上がり厚さで20㎝以下と規定されています。
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No.20

道路のアスファルト舗装における締固めの施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)転圧温度が高過ぎると、ヘアクラックや変形等を起こすことがある。

(2)二次転圧は、一般にロードローラで行うが、振動ローラを用いることもある。

(3)仕上げ転圧は、不陸整正やローラマークの消去のために行う。

(4)締固め作業は、継目転圧、初転圧、二次転圧及び仕上げ転圧の順序で行う。

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解答:2

二次転圧は初転圧を終えてから、タイヤローラまたは振動ローラを使用して行います。

タイヤローラは8~20tのもので時速6~15km、振動ローラは6~10tのもので時速3~8kmを目安に転圧していきます。

二次転圧後に仕上げ転圧を一往復して舗装表面温度が50℃以下になったら交通解放となります。
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No.18

道路のアスファルト舗装の補修工法に関する下記の説明文に該当するものは、次のうちどれか。

[局部的なくぼみ、ポットホール、段差等に舗装材料で応急的に充填する工法]

(1)オーバーレイ工法

(2)打換え工法

(3)切削工法

(4)パッチング工法

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解答:4
パッチング工法は、再舗装するほどでも大きくないくぼみやポットホールなどを補修する場合に採用されます。
規定の温度まで加熱したアスファルト混合物を金属製のバケツや金属スコップなどで流し入れます。

オーバーレイ工法は、既設アスファルト舗装の表面を少々切削して、その上に3cm以上15cmの厚さの加熱アスファルト混合物を重ねて敷いて転圧する方法です。
広い範囲でへこみが発生した場合に採用される工法です。

打換え工法は、既設路盤の表層であるアスファルト部分を解体、剥離して新しく加熱アスファルト混合物を敷く方法で、状態によっては路床の入れ替えや安定処理をする場合もあります。
路盤の損傷が著しく激しく、重ねて舗装するのが難しい場合に採用されます。

切削工法は、既設路盤の表面に連続して凹凸が発生し平坦性が失われている場合、その部分を切削機で削り取って形状を回復させてから加熱アスファルト混合物を敷く方法です。
切削はオーバーレイ工法でも行いますが、切削から舗装を1日で行うのに対し、こちらは切削から再舗装まで数日を要します。
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No.22

道路の普通コンクリート舗装における施工に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。

(1)コンクリート版が温度変化に対応するように、車線に直交する横目地を設ける。

(2)コンクリートの打込みにあたって、フィニッシャーを用いて敷き均す。

(3)敷き広げたコンクリートは、フロートで一様かつ十分に締め固める。

(4)表面仕上げの終わった舗装版が所定の強度になるまで乾燥状態を保つ。

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No.23

ダムの施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)転流工は、ダム本体工事を確実に、また容易に施工するため、工事期間中の河川の流れを迂回させるものである。

(2)コンクリートダムのコンクリート打設に用いるRCD工法は、単位水量が少なく、超硬練りに配合されたコンクリートをタイヤローラで締め固める工法である。

(3)グラウチングは、ダムの基礎岩盤の弱部の補強を目的とした最も一般的な基礎処理工法である。

(4)ベンチカット工法は、ダム本体の基礎掘削に用いられ、せん孔機械で穴をあけて爆破し順次上方から下方に切り下げていく掘削工法である。

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解答:2

RCD工法は日本で開発されたコンクリートダムの合理化施工法で、単位水量が少なく流動性が少ないスランプゼロのRCDコンクリートをブルドーザなどで敷き均し、振動ローラで締め固めて施工します。

施工場所のすぐそばで大量のコンクリートを練り、大型建設機械で一度に広範囲の打設が可能なので工期短縮と施工費用の削減につながります。
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No.24

トンネルの山岳工法における掘削に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)吹付けコンクリートは、吹付けノズルを吹付け面に対して直角に向けて行う。

(2)ロックボルトは、特別な場合を除き、トンネル横断方向に掘削面に対して斜めに設ける。

(3)発破掘削は、地質が硬岩質の場合等に用いられる。

(4)機械掘削は、全断面掘削方式と自由断面掘削方式に大別できる。

[su_spoiler title=”解答&解説”]
解答:2

ロックボルトは、基本としてトンネル掘削面に対して直角に打設します。
直角の打設が不可能な場合にだけ、核残しのために斜めに打ち込むことができます。
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No.25

下図は傾斜型海岸堤防の構造を示したものである。図の(イ)〜(ハ)の構造名称に関する次の組合せのうち、適当なものはどれか。

(イ)(ロ)(ハ)
(1)裏法被覆工根留工基礎工
(2)表法被覆工基礎工根留工
(3)表法被覆工根留工基礎工
(4)裏法被覆工基礎工根留工

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解答:3
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No.26

ケーソン式混成堤の施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)ケーソンは、えい航直後の据付けが困難な場合には、波浪のない安定した時期まで沈設して仮置きする。

(2)ケーソンは、海面がつねにおだやかで、大型起重機船が使用できるなら、進水したケーソンを据付け場所までえい航して据え付けることができる。

(3)ケーソンは、注水開始後、着底するまで中断することなく注水を連続して行い、速やかに据え付ける。

(4)ケーソンの中詰め後は、波により中詰め材が洗い流されないように、ケーソンのふたとなるコンクリートを打設する。

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解答:3

基礎マウンド上に到達する直前で注水を一旦中止し、据付け位置の最終確認及び修正を行わなければなりません。
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No.27

鉄道の用語と説明に関する次の組合せのうち、適当でないものはどれか。

[鉄道の用語]        [説明]

⑴   線路閉鎖工事………線路内で、列車や車両の進入を中断して行う工事のこと

⑵   軌間…………………レールの車輪走行面より下方の所定距離以内における左右レール頭部間の最短距離のこと

⑶   緩和曲線……………鉄道車両の走行を円滑にするために直線と円曲線、又は二つの曲線の間に設けられる特殊な線形のこと

⑷   路盤…………………自然地盤や盛土で構築され、路床を支持する部分のこと

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解答:4

レール・枕木・道床で構成された部分を総称して「軌道」と言います。
その下に土やコンクリートで盛り固められた部分を「路盤」と言います。
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No.28

鉄道の営業線近接工事に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)保安管理者は、工事指揮者と相談し、事故防止責任者を指導し、列車の安全運行を確保する。

(2)重機械の運転者は、重機械安全運転の講習会修了証の写しを添えて、監督員等の承認を得る。

(3)複線以上の路線での積みおろしの場合は、列車見張員を配置し、車両限界をおかさないように材料を置かなければならない。

(4)列車見張員は、信号炎管・合図灯・呼笛・時計・時刻表・緊急連絡表を携帯しなければならない。

[su_spoiler title=”解答&解説”]
解答:3

線路上においてはそれぞれ鉄道車両本体の断面に対する制限の車両限界と、鉄道車両の安全走行のために線路に隣接する構造物を制限する建築限界があります。

線路付近の作業では材料の積おろしや仮設、工具などが車両限界ではなく建築限界を侵さないようにします。
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No.29

シールド工法に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)シールド工法は、開削工法が困難な都市の下水道工事や地下鉄工事をはじめ、海底道路トンネルや地下河川の工事等で用いられる。

(2)シールド工法に使用される機械は、フード部、ガーダー部、テール部からなる。

(3)泥水式シールド工法では、ずりがベルトコンベアによる輸送となるため、坑内の作業環境は悪くなる。

(4)土圧式シールド工法は、一般に粘性土地盤に適している。

[su_spoiler title=”解答&解説”]
解答:3

泥水式シールドでは送泥管、排泥管で送排泥するため切羽は密閉されており、可燃性ガスや有毒成分が作業空間に出ていくリスクは小さくなります。
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No.30

上水道の管布設工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)管の布設は、原則として低所から高所に向けて行う。

(2)ダクタイル鋳鉄管の据付けでは、管体の管径、年号の記号を上に向けて据え付ける。

(3)一日の布設作業完了後は、管内に土砂、汚水等が流入しないよう木蓋等で管端部をふさぐ。

(4)鋳鉄管の切断は、直管及び異形管ともに切断機で行うことを標準とする。

[su_spoiler title=”解答&解説”]
解答:4

鋳鉄管は工事の施工上やむを得ない場合に限り切断して施工することができますが、異形管は変形や切断して使用するのは禁止されています。

やむを得ず切断する場合は管軸に対して直角に切断し、接合部付き切管の長さは60cm以上、接合部なし管の長さは1m以上とするようにします。
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No.31

下水道管渠の接合方式に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)水面接合は、管渠の中心を接合部で一致させる方式である。

(2)管頂接合は、流水は円滑であるが、下流ほど深い掘削が必要となる。

(3)管底接合は、接合部の上流側の水位が高くなり、圧力管となるおそれがある。

(4)段差接合は、マンホールの間隔等を考慮しながら、階段状に接続する方式である。

[su_spoiler title=”解答&解説”]
解答:1

水面接合は水位接合とも呼ばれ、詳細な計算により水理学的におおむね計画水位を一致させて接合する合理的な方法です。管の口径が大きくなる公共下水道の幹線等に用いられるのがほとんどで、排水設備の場合にはほぼ用いれません。

管きょの中心を一致させる接合は管中心接合となるので、この設問は間違いです。
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どぼくじら
どぼくじら
数年前にIT企業から土木作業員に転職。現在は、施工管理技士試験や現場で活かせる情報を発信するブログを運営中。現場仕事と育児をこなしながら、限られた勉強時間で1級、2級土木施工管理技士の試験に1発合格。資格取得のノウハウや勉強法などを中心に発信しています。
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