・2級土木施工管理技士の試験概要が分からない方
・試験の合格基準や合格率を知りたい方
・受験資格の実務経験が分からない方
2級土木施工管理技士の資格取得を目指しているが、「資格の概要が分からない」、「メリットや勉強方法が分からない」と悩んでいませんか。
本記事を読むことで、以下の事が分かります。
2級土木施工管理技士の以下の情報
- 試験の概要
- 試験取得のメリット
- 合格基準と合格率
- 受験資格
- 勉強方法
この記事では、2級土木施工管理技士の資格を取得を目指す人に向けて、『試験の概要や試験取得のメリット、合格基準と合格率、受験資格、勉強方法』について解説します。
令和3年度より施工管理技士の試験制度が変更されました。
詳しく制度改正の内容を確認したい方は、下記の『施工管理技術検定の重要改正ポイントを5つ紹介』をご確認ください。

試験概要のポイントを押さえて、一緒に資格を手に入れましょう。
土木施工管理技士とは


まず最初に、2級土木施工管理技士の資格について解説します。
「土木施工管理技術試験検定」は、土木工事における施工技術の向上を図ることを目的として、一般財団法人 前項建設研修センターが実施している検定試験です。
試験には「1級」と「2級」があり、合格することで「1級土木施工管理技士」「2級土木施工管理技士」を称する事ができます。
2級土木施工管理技士の資格は、1級土木施工管理技士の資格取得を目指すにあたって、『下地となる知識を身に着けるために必要な資格』です。
また、2級土木施工管理技術検定試験は、「学科試験(第一次検定)」と「実地試験(第二次検定)」の2つに分けて実施されます。資格を取得するためには、この両方の試験に合格しなければなりません。
2級土木施工管理技士の取得メリット
2級土木施工管理技士を取得するメリットは以下の通りです。
- 監理技術者として現場を管理できる
- 資格を持っている事で社内外の評価が上がる
- 資格者で有ることで転職活動にも有利になる
詳しく確認したい方は、個別記事をご確認ください。



2級土木施工管理技士の合格基準
学科試験と実地試験の合格基準は、以下のように設定されています。
- 学科試験:獲得得点が60%以上
- 実地試験:獲得得点が60%以上
ただし、その年の実施状況等により変動の可能性がありますのでご注意ください。
2級土木施工管理技士の合格率
土木施工管理技士を取得する為の合格率についてです。
合格率は、年度によってにばらつきがありますが、だいたいの合格率は下記の通りです。
- 学科試験:平均約50%程度
- 実地試験:平均約30%程度
となっております。
この数値から見て取れるように、学科試験はしっかり勉強すれば合格を狙いやすい試験です。
しかし、実地試験は、経験記述があるため合格率が低く、難易度が高いのが分かります。
2級土木施工管理技士の受験資格
学科試験を受験するにあたって、必要な受験資格は年齢のみです。
受験資格者は、『受験年度中における年齢が満17歳以上の方』です。
実地試験については、下記に該当する人が受験資格者となります。
表を見ると分かる通り、『最低でも卒業後1年以上の実務経験が必要』になります。


土木施工管理に関する実務経験について
「実務経験」とは、土木工事の施工に直接的に関わる技術上のすべての職務経験をいい、具体的には下記に関するものを指します。
- 受注者として施工を指揮・監督した経験(施工図の作成や、補助者としての経験も含む)
- 発注者側における現場監督技術者等(補助者も含む)としての経験
これらの実務経験を、前章の必要年数以上積むことで受験資格を得ることができるということです。
なお、施工に直接的に関わらない以下の経験は、実務経験に含まれませんので注意してください。
- 設計のみの経験
- 建設工事の単なる雑務や単純な労務作業、事務系の仕事に関する経験
2級土木施工管理技士の勉強方法
2級土木施工管理技士の勉強方法については、個別の記事を用意して解説しております。
第一次検定(学科検定)と第二次検定(実地検定)それぞれの勉強のポイントを紹介しております。
ぜひ本記事とあわせて確認してみてください。



まとめ


この記事では、2級土木施工管理技士の資格を取得を目指す人に向けて、『試験の概要や試験取得のメリット、合格基準と合格率、受験資格、勉強方法』について解説しました。
しっかりと試験のポイントを理解して、合格を目指して頑張っていきましょう!
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