【300部突破】1・2級土木第二次検定『暗記ノート』販売中!

足場の組立等特別教育とは?内容や必要性を徹底解説!オンラインでの受講方法も紹介♪

どぼくじら
<記事を読むことで分かる事>
  • 足場の組立等特別教育についての概要
  • 足場の組立等特別教育の必要性
  • 足場の組立等特別教育の講習内容
  • おすすめのオンラインでの受講方法

足場の組立作業は、建設現場や高所作業において不可欠な工程です。

しかし、足場の組立には高い技術と正しい安全対策が必要になります。

そのため、足場を安全に使用し、労働災害を未然に防ぐために、労働安全衛生規則の一部改正で「特別教育」の受講が義務化されました。

その特別教育が、「足場の組立等特別教育」です。

この教育を受けることで…

  • 正しい知識と技術を身につけられる
  • 事故を防ぎながら効率的に作業を進められる

ことができます。

平成27年7月1日以降、足場の組立て、解体又は変更の作業に係る業務(地上又は堅固な床上における補助作業の業務を除く)に従事する者は特別教育を修了していなければ業務に就くことができなくなりました。

本記事では、足場の組立特別教育の内容や受講方法、資格取得のメリットについて詳しく解説します。

どぼくじら
どぼくじら

資格取得を目指す方は、ぜひ参考にしてください。

ローラーの運転の業務に係る特別教育は
オンライン受講がおすすめ!!

SATの通信講座なら24時間いつでも受講可能

24時間オンラインで受講可能!

受講料:8,800円(税込み)

この記事を書いた人

名前 / Name  
どぼくじら 

職業 / Occupation
昼は土木作業員、夜は二児のパパ
仕事と資格勉強は両立可能!

実績 / Achievements
・1級土木技士補、2級土木技士所持
・全試験1発合格
・Twitter総フォロワー1,000名↑
・セコカン第二次検定用『対策ノート
 販売部数「300部」突破!

Sponsored Links

足場の組立特別教育の概要と重要性

足場の組立特別教育とは?

足場の組立特別教育は、労働安全衛生法に基づいて実施される特別教育です。

この特別教育では、足場の基本的な知識や安全対策などを学びます。

足場の組立等特別教育の講習内容
  • 足場及び作業の方法に関する知識
  • 労働災害の防止に関する知識
  • 工事用設備、機械、器具、作業環境等に関する知識
  • 関係法令 など
どぼくじら
どぼくじら

作業者が安全に効率的に足場を組み立てるための知識と技術を習得するための特別教育ってことだね!

なぜ足場の組立特別教育が必要なのか?

足場の組立作業は、高所で行われることが多く、落下や転倒などの事故が発生しやすい作業です。

これらの事故を防ぐためには、作業者が正しい知識と技術を持つことが不可欠です。

足場の組立特別教育を受けることで、作業者は以下のようなスキルを身につけられます。

足場の組立等特別教育で身につくスキル
  • 安全な作業手順:適切な手順を学び、事故を未然に防ぐことができます。
  • 適切な使用機材の知識:使用する機材の特性や正しい使い方を理解し、安全に作業を進めることができます。
  • 緊急時の対応方法:万が一の事故発生時に迅速かつ適切に対応する方法を習得します。

これにより、作業現場での安全性が大幅に向上し、労働者の健康と命を守ることができます。

足場の組立等特別教育の受講対象者

特別教育の受講対象者は、「足場の組立や解体、変更作業に従事するすべての労働者」が対象です。

また、高さに関する規定はありませんので、全ての高さの足場が対象となります。

どぼくじら
どぼくじら

足場の組み立てに関わる人は必須だということだね!

受講対象者をまとめると以下の通りです。

足場の組立等特別教育の受講対象者
  • 対象者:足場の組立や解体、変更作業に従事するすべての労働者
  • 対象高さ:すべての高さが対象

※「上で作業するのみ」「通路としての使用のみ」「移動させるのみ」の場合は含みません。

しかし、搬入のために一時的に手すりを外すなど、既存の足場の構造を変えることは「変更」になります。

足場の組み立て等作業主任者技能講習との違い

足場の組立等特別教育と似た資格に、「足場の組立て等作業主任者技能講習」というものがあります。

足場特別教育は、作業者自身の為の安全衛生教育ですが、『足場の組立て等作業主任者技能講習』は、「足場の組立作業の指揮監督者を養成するための講習」です。

作業主任者技能講習を取得済みの場合は有資格者とみなされるため、足場の組立等特別教育は不要になります。

どぼくじら
どぼくじら

足場特別教育よりも上位資格です!
キャリアアップに役立ちますよ!

足場の組立て等作業主任者技能講習

作業主任者は満21歳以上、足場の組み立てや解体、変更の作業に3年以上従事することが受講資格です。また、13時間の技能講習と修了試験に合格すると取得できます。

もし主任技術者になりたいと考えている人は、「足場の組立て等作業主任者技能講習」を受講しましょう。

資格取得のメリット

足場の組立特別教育を受けて資格を取得することには、多くのメリットがあります。

ここでは、その主なメリットについて詳しく解説します。

安全な作業環境の整備

足場の組立特別教育を受けることで、労働者は足場の組立に関する正しい知識と技術を習得できます。

これにより、『安全な作業環境を整えることができる』というメリットがあります。

具体的なメリットは、以下の通りです。

足場の組立等特別教育を受講するメリット
  • 事故防止:正しい組立手順を学ぶことで、落下や転倒などの事故を防ぐことができます。これにより、労働者の安全が確保されます。
  • 法令遵守:労働安全衛生法に基づく教育を受けることで、法令を遵守した作業が行えるようになります。これにより、企業全体のコンプライアンスも向上します。
  • 安心感の向上:労働者自身が安全な作業手順を理解し実践することで、現場での安心感が高まり、作業に集中できる環境が整います。

効率的な作業の実現

足場の組立特別教育を受けることで、『作業効率も大幅に向上する』メリットがあります。

具体的には、以下のようなメリットがあります。

足場の組立等特別教育を受講するメリット
  • 作業のスピードアップ:正しい手順を学ぶことで、無駄な動きが減り、作業が効率化されます。結果として、作業時間の短縮が図れます。
  • 高品質な仕上がり:適切な技術を習得することで、足場の組立が正確かつ堅固になります。これにより、作業の品質が向上し、信頼性の高い足場が構築されます。
  • トラブルの減少:教育を受けた労働者は、トラブル発生時にも適切に対応できるため、作業中の問題が減少し、スムーズな作業進行が期待できます。

これらのメリットによって、労働者は安全かつ効率的に作業を進めることができ、企業全体の生産性向上も狙えるということです。

足場の組立特別教育の内容

実技も必要?特別教育のカリキュラムを紹介

足場の組立特別教育では、「学科のみ」のカリキュラムで構成されています。

受講者は、座学で基本的な知識を学ぶことで資格を取得することができます。

ここでは、特別教育の具体的な内容について詳しく見ていきます。

特別教育の具体的な内容

座学では、足場の組立に関する基本的な知識や安全対策について学びます。

具体的なカリキュラムは以下の通りです。

足場の組立等特別教育のカリキュラム
  • 足場及び作業の方法に関する知識:3時間
  • 工事用設備、機械、器具、作業環境等に関する知識:0.5時間
  • 労働災害の防止に関する知識:1.5時間
  • 関係法令:1時間

つまり最低でも特別教育を修了するためには…

合計6時間の講習が必要

だということになります。

講習の期間と費用

足場の組立特別教育の期間と費用について紹介します。

一般的な講習期間

一般的なローラーの運転の業務に係る特別教育の期間は、『1日~2日』です。

この期間中に、上記の内容を全て学ぶことで資格を取得できます。

費用の相場と助成制度

講習の費用は、受講する機関や地域によって異なります。

一般的な受講に係る相場としては、「20,000円から30,000円程度」となっています。

どぼくじら
どぼくじら

企業によっては、従業員の資格取得を支援するために、講習費用を負担したり、助成制度を利用できる場合もあります!

費用を抑えるためには、事前に助成制度の有無を確認し、利用できる場合は積極的に活用することが重要だよ!

足場の組立特別教育の受講方法

足場の組立特別教育を受講するための手順は、比較的シンプルです。

以下に、受講の手順について詳しく説明します。

申し込みから受講までの流れ

講習機関の選定

まずは、自分が受講したい講習機関を選びます。

インターネットや口コミなどを参考にして、信頼できる機関を選びましょう。

申し込み

講習機関が決まったら、申し込みを行います。申し込みは、インターネット、電話、郵送などの方法で行うことができます。

受講料の支払い

申し込みが完了したら、受講料を支払います。

支払い方法は、銀行振込やクレジットカードなどが一般的です。

講習日程の確認

支払いが完了したら、講習日程の確認を行います。

講習機関からの案内に従い、指定された日時に受講します。

講習の受講

講習日には、指定された場所に遅れずに到着し、講習を受けます。

持ち物や服装についても事前に確認しておきましょう。

必要な書類と準備

受講に際して必要な書類や準備についても、事前に把握しておきましょう。

一般的には、以下の準備が必要です。

  • 身分証明書:運転免許証などの本人確認書類。
  • 受講申込書:講習機関から提供される申込書に記入し、提出します。
  • 証明写真:講習機関によっては、証明写真が必要な場合があります。
  • 筆記用具:講習中に必要な筆記用具を持参します。
  • 服装:実技講習の際には、動きやすい服装や安全靴が必要です。

受講できる場所

ローラーの運転の業務に係る特別教育を受講できる場所は、全国各地にあります。

講習機関を選ぶ際には、自分の生活圏内で受講しやすい場所を選ぶことが大切です。

全国の講習機関一覧

以下に、全国の主要な講習機関の例を挙げます。

  • 安全教育センター(東京、大阪、福岡など)
  • 日本技能講習協会(札幌、仙台、名古屋など)
  • 建設技能訓練協会(広島、神戸、福岡など)
  • SAT24時間全国で受講可能

各講習機関のホームページや問い合わせ先を確認して、自分に合った講習機関を選びましょう。

受講はオンラインがおすすめ!

オンライン講座は、「動画講義を閲覧して必要な知識を身につけ、講座を修了すると修了証が発行される方法」です。

講習機関で受講する方法と異なり

  • 講習会場に直接足を運ぶ
  • 講師を会社に呼ぶ

これらの必要がありません。

また、時間的制約がないのもメリットで、日々の隙間時間の中で自分のタイミングにあわせて受講を進められます。

SATの特別教育では、 受講者にあわせて分かりやすい動画が用意されており、スマホやタブレットを用いて受講を進められます。

SATの通信講座には…

  • 24時間いつでも受講が可能
  • 隙間時間に資格を取れる
  • スマホで受講が可能

などのメリットがあります。

どぼくじら
どぼくじら

・まとまった時間が確保できない人
・隙間時間を有効活用したい人
にSATはおすすめです!

足場の組立等特別教育は
オンライン受講がおすすめ!!

SATの通信講座なら24時間いつでも受講可能

24時間オンラインで受講可能!

受講料:8,800円(税込み)

まとめ:足場の組立特別教育で安全と効率を実現

この記事では、足場の組立等特別教育の内容や受講方法などを徹底的に解説してきました。

最後に、ポイントをまとめて紹介します。

足場の組立等特別教育のポイント
  • 足場の組立作業は業種を問わずに携わる作業
  • 特別教育では足場の組立の基礎知識や安全確保についてを学ぶ
  • 講習会場で受講する方法やオンライン講座の受講がある
  • オンラインであれば、時間や場所を選ばずに受講できるため忙しい方でも受講しやすい

また、足場の組立等特別教育を受けることで、以下のような多くのメリットが得られます。

  • 資格取得による職場での評価向上
  • 現場での安全性向上
  • 就職や転職に有利
  • 次のステップへの基盤作り

資格を取得することで、キャリアアップや安全な作業環境の確保に大いに役立ちます。

自分の未来を切り開くために、ぜひ足場の組立等特別教育を受けてみてください。

どぼくじら
どぼくじら

資格を持っていない人は、必ず受講してから作業をしよう!

それではみなさん、ご安全に!

ABOUT ME
どぼくじら
どぼくじら
数年前にIT企業から土木作業員に転職。現在は、施工管理技士試験や現場で活かせる情報を発信するブログを運営中。現場仕事と育児をこなしながら、限られた勉強時間で1級、2級土木施工管理技士の試験に1発合格。資格取得のノウハウや勉強法などを中心に発信しています。
記事URLをコピーしました